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Face To Face

じめじめとした日が続きますね。
ここのところ色々なご相談メール等にお返事を書いているうちに授業が始まり、、。
と相変わらずバタバタした日々を過ごしていました。

今期は東京の子が西宮で授業を受けたり、関西の子が単身赴任のお父さんに会いにいくということで東京で受講してくれたり、なんだかおもしろい組み合わせで楽しいです。

一人一人のお子さんがラルースに興味を持って通ってくれるのは本当にありがたいと思っています。

個別指導のラルース学院を開校してから今まで大手の学習塾に所属していた頃にはわからなかった
いろんな一面も見えてきました。

受験しようと思っていても以前イジメにあったことがありどうしても集団授業に参加できないお子さん。
体が弱く自宅学習せざるをえないお子さん。
遠方に住んでいるがいずれは東京か大阪に戻るので大手塾のペースで遠方でも勉強したいお子さん。
いろいろな理由があってそれがなにかのご縁でラルースを選んでもらって今一緒に勉強している。
不思議ですよね。

先日私のミスなのですが東急東横線で息子にあげたIPhoneが盗難にあいました。
そして数日後不正使用履歴報告によりなんとアメリカで使われているとのこと!!!
(なんでやねん!!おもわずツッコミました。(笑))

そこでappleに盗難届けを出すための問い合わせをしたのです。

appleのSTAFFの対応はいつもスマートだなと関心することが多いのですが
今回は「愛」を感じました。(笑)

企業の電話対応っていわゆる「マニュアル」対応でいつも
「可でも不可でもないんだけど、どーもしっくりこない」と思うことがほとんどでした。

今回はまず盗難でシリアル番号を探すという設定にない、いきなりの電話相談だったのにかかわらず
(他の企業の時はたいていここでたらい回しにされることが多いのデス)
最初のSTAFFの方が色々と方法を考えてくれました。

1回目の電話では結局盗難にあった番号がわからなかったのですが
なんと再度お電話をいただき、
「あれからいろいろと考えてみたんですけどこれならどうかなと思って」
ともう一度いろいろと詳細をつめてようやく番号がわかりました。

あきらめていた時に電話をいただいて嬉しいというのもあったのですが
「心から手元に戻られることお祈りしています。」
という言葉がその時の私には大きく響きました。

その言葉で最初にIPhoneを手にした時の喜びを思い出しました。
「あ、手の中に全部ある。電話も音楽もNETも。カメラも。」
その操作性や機動力を感じながら使うたびにときめいていたこと。

きっと同じパターンでマニュアルには最後に「心から手元に戻られることお祈りしています。」
というフレーズが他社のマニュアルにあっておんなじことを言われるかもしれません。
でも一生懸命になってくれたSTAFFの方の言葉にはじんときました。
そこに「愛」があるかどうかで響き方って違うものですね。

私も個別指導にこだわるかぎりやはり「Face To Face]
ひとりひとり大事にした対応をこころがけなければと改めて思いました。

最後に。

「電話でてこーい!」

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梅雨ですね

6月に入りいよいよ梅雨に入りました。
梅雨は雨でじめじめしたいやなお天気ではあるものの、
今ひまわりの種を育てている私には恵みの雨となり嬉しく思っています。

おもしろいもので同じ日に蒔いた種でもそれぞれの力で大きくなりますね。
一番最初に芽を出す子。じっくり時間をかけて大きな葉を見せてくれる子。
早く芽を出したのに葉っぱの上にまだひまわりの種の殻をのせてる子。
1人1人違う個性があるなあと毎日育てるのが楽しみです。

おかげさまで東京校でもいろんな子供達と出会え、楽しく授業を展開することができ開校してよかったなあと
やっと振り返る余裕がでてきました。(笑)
最初は「国語なんてきらいだからやらない!」とへそまげてお母さんに連れられてきた子供に
この間「お母さんにはないしょだけど、絶対筑駒受かりたいから先生も協力してよ!」
と指切りさせられました。

「ゆびきりげんまーん。うそついたら、、、。」
思ったより強い小指の力にちょっとじーんとしました。

東京校に関してはみなさん志望校への気持ちが強い分塾のフォローより
ラルースでしかできないことへの賛同が高く非常にやりやすいです。
志望校分析プリントもちょっと量を多く出し過ぎたかなと心配してもきちんと仕上げてきてくれます。
感謝。感謝。

先日は授業の合間に日本橋三越へ大好きな作家向田邦子展へ行ってきました。
憧れの女性なので会場に置かれた一品一品にため息がでました。

今までは本でしか見る事ができなかった。向田邦子さん所蔵の長谷川利行「少女像」には強く惹かれました。
向田邦子さんの文章は入試でも取り上げられたので多くの参考書にも掲載されています。
向田邦子さんの文章を解くときには当時の時代背景などから説明することも多いのですが
私の場合向田邦子さんが好きすぎて向田邦子さん自身のすばらしさを子供達に熱く語りすぎて
ファンにしてしまうようでして、、、。
またひとつネタが増えたな、、。とにんまりしてしまいました。(笑)
6/18日までとのことですのでお時間があればぜひ!





日本語の大切さ

まだまだ寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行していますがみんなは大丈夫かな?

少しお休みを頂き、アメリカに2年ぶりに視察に行きました。
2年前に中国の教育現場に行ってからのひさびさの視察です。


国語塾ですから常に「日本語」をいろんな角度から見つめていたい。
海外にいる子供たちが母国語である日本語をどのように吸収していくのか。
家では日本語で話せても外にでれば英語の現状の中で日本語をどうとらえていくのか。


今回訪れたのはNY育英学園です。
NYにある日本人学校として30年愛情深い指導で定評のある学校です。
今回は授業見学や学園長、副学園長にもじっくりお話を聞くことができました。
「日本語教育への大切さ」を実感しました。

学園理念は次の通りです。

人格形成に非常に重要な幼少期を海外で過ごす日本人子弟は、海外生活という貴重な経験を通して、 幅広く豊かな教養を身に付け、豊かな人格を形成できるチャンスに恵まれています。しかし、 子供にとって大切な言語形成という面も充分考えながら、このチャンスを生かしていく必要があります。

これからの国際社会に生きる日本人は母国語そして母国の文化を充分に会得したうえで、 さらに他国の文化・社会をも理解できる能力のある人間であるべきです。このバランスを欠いてしまえば、 たとえ外国語が流暢に話せても、国際社会に通用する人間としては評価されにくいでしょう。  

このような信念のもと、本学園は、米国で暮らしながらも、日本人としてのアイデンティティー を充分に体得し、さらにその上で、米国の社会との交流や様々な活動を通じて、他の国の社会や文化をも 理解できる真に豊かなコスモポリタンの育成を目指しています。

実際に国語の授業を見せていただき現場の声を聞けたことは大変勉強になりました。
「教科書を読む」その読み方や授業の展開も参考になりました。

その中でも5年生がひとつの大きなポイントになるというのはとても興味深い視点でした。
帰国子女の中でも5年生で海外から日本に帰国しても英語を忘れるということはないが
4年生で帰国すると個々の能力の差はあるものの英語を忘れてしまうことがよくある。
「小5の壁」
ラルースでも小5になった途端に公開テストで点数が取れなくなったとよく聞きます。
今後今回のこの視察で得たことをラルースのカリキュラムでも取り入れていこうと思います。

今回久々のNYでしたが、前回より街の人達が優しくなった気がします。
9、11以降街中も緊迫した様子だったのが10年経ち、ようやく新しい方向へ流れている感じがしました。
NYで会社を経営している友人の家に遊びに行く約束もやっと果たせました。
3人の子供の父である彼はコネチカットというNYの近郊の海の近い静寂な街に住み、なんと子馬を飼っていました!!さすがアメリカ人(笑)!アメリカでは乗馬のお稽古が人気なんですよね。
ステーブジョブスやビルゲイツのお嬢さんも乗馬を習っているとか、、。

すこしリフレッシュさせてもらった分また新たな視点で教材作りにも励もうと思います。
今回ハーバード大学から出版されているGIVING PRESENTATIONSを空港で購入。
あまりにもおもしろすぎて帰りの飛行機で読破。
授業にも活用したいと思います。
いろいろ今回の視察でやりたいことや今後の課題もたくさん発見できました。



より良い未来のために。

寒くなってきましたね。
ようやく6年生の志望校最終調節が終わりほっとしています。
お父さんも交えてみんなが納得できるためには何度も何度も話し合うことが必要です。
これからの人生の進路をきめるのですから、何時間もじっくり相談しました。

もうここからは走るのみ!!志望校の合格にむけて本格的なスケジュールを日割りで作成しました。
ちゃんと先生のオッケーハンコがもらえるように頑張ってね!


先日私の尊敬するある会社のCEOとランチすることになりました。
中国と日本を行き来しているのでなかなかお会いできずひさびさの対面です。
世界情勢の話、これからの日本のあり方。息子さんも交えて楽しい会食となりました。

この方は中国に10年前私費で小学校を作りました。
中国で会社をつくり、お世話になったお礼として恩返しがしたいとの気持ちからだそうです。

私も引退?後は社会貢献したいと思っているのでついつい質問攻めになってしまいます。(笑)

私は教育者であるかぎり、子供達の目を見て気持ちを感じて心を通わせることが大切だと思っています。だからこそ社会貢献ができるようになったら是非未来の子供達のために何かできること。お金を渡すだけでなく心を通わせる貢献ができないかと模索中です。

そのなかのヒントを頂きました。
毎年CEOは誕生日を迎えた時に1台ピアノを各小学校に寄贈されてるとのことです。

「粗雑なオルガンしかない環境の子供達にピアノを贈る。ただ贈るだけは簡単だけど、そのピアノを使ってなにか思い出が残せないかと思ってね。ピアノを贈るときにコンクールで優勝したピアニストのコンサートを一緒に聞かせるんだ。そして同じ位の年齢のピアノの上手い子の演奏も聴かせる。」

その小学校は中国でもまだ貧しい地域にあります。音楽といっても今の子供達のように簡単にいろんな音楽を楽しめるわけではありません。きっとピアノの生演奏なんて20歳までに聞く事があるかないかでしょう。
ただその子供達の心のどこかで子供の時に目の前でピアノの美しい旋律を聴いたという思い出はいつまでも深く残ることでしょう。そして自分たちと同じくらいの子どもの美しい演奏も聞く。
「私も頑張ればあのピアノで同じように美しい旋律を奏でることができるかもしれない。」
そこからが新しい教育のはじまりです。

来年時間ができればその小学校に見学にいこうと思っています。

私が教えているのは国語です。それも中学受験の国語という特殊な国語です。
結果を出されなければいけない、過酷な難題に立ち向かう指導です。
点数をとらせることが評価の一つでもあります。
だからこそ子供達と未来を分かち合いたい。
後8年もすれば成人です。
指導する側には国語という科目を通して世界観や今後の展望を子供達に伝える義務があるとおもいます。

これからのより良い未来のために。


志望校選び

10月になりましたね。
塾の最後の進路をきめる個人面談などもあり、そろそろ志望校が決まってきたころかな。
塾側は色々とここを受けてみては?などたくさんのプランを用意していると思います。
ただそれはプランであって全部を受ける必要はないと思います。
ここのところラルースでも時間のある時はお父さんにも入っていただいて一緒に志望校を考えています。
校風、通学時間等いろいろと語りあいます。
でも一番大切なのは思春期をむかえるキミ達を信頼して預けられる学校かどうか。
中学生になるときっとキミは新しい環境に飛びこんで、小学生だった時には見えなかったいろんな事に気づく事でしょう。そして今までよりも自分の中のこころの声が大きくなっていくでしょう。
これまでは周りのお父さん、お母さんが自分の時間を惜しんでいろんな事の手助けをしてくれていましたが、
中学生になったら自分の力で進んでゆかなくてはいけません。
だからこそ志望校はきちんと選びたい。

先生にできるのはキミが行きたい学校の入試問題の国語で点数をとらせてあげること。
それが仕事です。

入試まで後わずか。後残り限られた時間を何をすべきか、、を考える日々です。
毎週授業に通ってくれているキミと会えるのも後残り10回足らず、、。
後残り入試まで全力疾走で走ります。
キミもついてきてね!
もう、ここまで来たら走るしかないよ!

apple社のCEO スティーブ・ジョブズ (Steve Jobs) がお亡くなりになりました。
彼の発言やモノの捉え方、スマートさに惹かれていました。
私が微力ながらラルースキッズを立ち上げたのは
jobsのプレゼンテーションを子供達に伝えたいと思ったからです。
彼と同時代を過ごせたことに感謝したいと思います。
10月19日号のNEWSWEEKのapple,jobsの写真はすばらしかったです。

ご冥福をお祈りしたいと思います。
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 おまかせ受験国語や小学館でもおなじみの受験国語のパティ先生

  • Author: おまかせ受験国語や小学館でもおなじみの受験国語のパティ先生
  • ラルース学院とは中学受験国語専門塾です。 東京校は渋谷から5分三軒茶屋。大阪 神戸から15分西宮校。少人数限定の集中指導!!中学受験の国語塾で絶対合格!!パテイ先生とは「おまかせ受験国語1.2」や小学館「小学6年生」の東大合格のためのカリスマ国語講師。ドラえもんの国語教材「ドランプ」を監修する。灘中.甲陽学院中.神戸女学院中などの難関校合格者を多数輩出。 たった1ヶ月で.順位が1096番から230番になど驚異的な実績。ラルース学院  西宮市戸田町5-31セレニテ西宮201 電話0798-22-0913(14時以降) 阪神西宮駅より徒歩3分 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-4-16
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